聴覚過敏・九九独学・激しい癇癪…息子の「幼少期の特性」のその後と、18年かけて学んだ親の接し方

育児のカオス

カオスさん

小さい頃は大きな音に怯えてパニックを起こしたり、こだわりが強すぎて話すら通じなかった息子。「この先どうやって育てていけばいいんだろう…」と途方に暮れる毎日でした。

コスモスさん

すぐに癇癪をおこしたりこだわりが強い特性を持った子どもと接していると本当に親のエネルギーが削られますよね。でも、息子が18歳になった今振り返ると、成長とともに変化した部分と「親の関わり方の工夫」で見えてきたものがありました。今回は我が家のリアルな軌道をお話しします。


1. 幼少期の息子の特性:音への恐怖、激しい癇癪、そして「九九の独学」

幼少期の息子は、とにかく特性の塊のような子でした。

  • 感覚過敏と恐怖: 大きな音に極端に驚く、目をつぶってシャワーを浴びるのが恐怖(※18歳になった今でもシャワー中に突然声をかけると軽くパニックになるので注意しています)
  • 激しいこだわりと癇癪: 自分のルールが崩れると激しい癇癪を起こし、幼い頃は親の言葉や理由が全く届かない状態

そして特に顕著だったのが、「数字への突出した執着」です。

幼稚園のお絵描き帳を開けば、ページ全体に数字がびっしり。さらに驚いたのは、幼稚園児にして自ら九九をマスターしてしまったことでした。

これは親が英才教育や早期教育として教え込んだわけではありません。 きっかけは幼稚園の送迎バスの運転手さんでした。どんな話の流れだったのかは分かりませんが、運転手さんが息子に「掛け算の概念」を教えてくれたのです。

バスから降りると、息子は「3×4ってなに!?」と目を輝かせて聞いてくるようになり、どうしても九九を覚えたがりました。そこで九九の表を渡してみたところ、丸暗記するだけでなく「掛け算の意味や概念」まで自分で理解した上で、あっという間に全部覚えてしまいました。

当時はこうした極端な特性に戸惑い、「普通の子育て」の常識が一切通用せず、「どう向き合えばいいのか」と頭を抱えてばかりでした。

2. 成長とともにやわらいだ特性と、新しく見えてきた「今の課題」

年齢を重ねるにつれ、あんなに激しかった癇癪や音への過敏さは、少しずつ緩やかになっていきました。

しかし、高校生〜18歳の大人に近づいた今、また新しく目立つようになってきた課題もあります。

  • 「今」に集中できずモノをなくす: スマホを見ながら行動しているせいか、傘や自転車のカギの紛失が頻発
  • 日常動作のうっかり: エアコンのつけっぱなし、水道の蛇口がきちんと閉まっていない
  • 無意識の雑さや声の大きさ: 地声が大きかったり、ドアを勢いよく閉めてしまったり(※声の大きさについては「夜の外での話し声がどれだけ近所に響くか」実際に他の人が外で話している声を聞かせて、客観的に気づかせる工夫をしました)

幼少期とは違うベクトルですが、「また自転車カギをなくしたん!?」と親のストレスが溜まるポイントは形を変えて続いています。

3. 「俺は悪くない!」と反発する息子に学んだ、親の関わり方失敗談

昔も今も変わらないのが、「自分が納得いかない小言や注意には、全身で猛反発してくる」という点です。

何か注意すると、食い気味に「俺は悪くない!」と防衛反応が入ります。特に以下のような時は絶対に伝わりません。

  • 親が感情的になって小言を言っている時
  • 以前に注意した内容と、今回の注意に矛盾がある時

「前は何も言わなかった!」と論理の破綻を見逃さず反撃してくるため、親のストレスからの「感情的なイライラ発言」は一瞬で見破られ、逆効果にしかなりませんでした。

4. 18年かけてたどり着いた「感情論ではなく、理論と真剣さで伝える」ルール

話が一切通じなかった幼少期から、18歳になった今まで、私は息子との向き合い方を少しずつ変えていきました。

現在、我が家で意識している親の関わり方ルールは3つです。

① 「なぜ注意されているか」の理由を客観的に説明する

「〇〇になるとこういう危険(損)があるから、こうしてほしい」と、本人が納得できる理由を筋道立てて話します。

② 親も本気(真剣)で対峙する

なるべく流し気味の小言やイライラの発散をしないようにしました。注意するときは1対1で真剣に向き合い、「あなたを責めるためではなく、問題を解決するために話している」という姿勢を見せます。

③ 親側の「一貫性」を保つ

矛盾したことを言うと一気に信頼を失うため、自分自身の発言にブレがないか、理不尽な理由で怒っていないかを親側も常にチェックしています。

まとめ:時間はかかるけれど、子どもに合った「対話のチャンネル」は必ず見つかる

小さい頃は言葉が届かず、絶望に近い気持ちになることもありました。

でも、子どもも成長しますし、親の側が「感情でぶつかるのをやめて、論理的に伝える工夫」へシフトしていくことで、少しずつ話が通じる関係を作ることができました。

今、お子さんの強い特性や癇癪、話の通じなさに限界を感じている方へ。

すぐに結果は出ないかもしれませんが、焦らず、諦めず、その子に伝わる「対話のチャンネル」を少しずつ探していけば大丈夫です。私もまだまだうまくいかず感情的になることも多々ありますが、子どもと共に成長していく気持ちで一緒に乗り切っていきましょう。


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カオスさんとコスモスさん

カオスでも、コスモスでも・・・今日を頑張るあなたに、お疲れ様を。

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