メンタルも大変だけど、正直「お金」のことも心配……。 転学したらまた大金が必要になるのかな。
進路変更は「家計の緊急事態」ですよね。特に私立全日制からの転学だと、初期費用の重さを感じているはず。でも、教育資金を「今」使うのは、お子さんの未来を守るための立派な投資です。通信制高校でかかる費用と、我が家のリアルな数字を公開します。
進路変更で発生する「3つのお金」の正体
不登校や転学が決まったとき、家計には主に3種類のコストが発生します。
- 「払い済み」のお金(サンクコスト):すでに納めた入学金、授業料、そして高額なタブレット代・制服代・体操服代などの初期費用。特に高3での転学は、その年度の教科書代も全額支払い済みですよね。「もったいない」という心理が働きますが、ここは「安全に過ごすための場所代だった」と割り切る勇気が必要です。
- 「新しく必要」なお金:転学先の検定料、授業料、スクーリング費用など。
- 「実は浮く」お金:毎日の電車代、お弁当代、部活動費など。
【全公開】息子が通った通信制高校の「全費用」
通信制高校の費用は、残り何単位取得するかで変わります。ここでは、息子が通った通信制高校の「通常費用」と、高3秋に転学した「我が家の場合」を並べてみました。
| 項目 | 息子が通った高校の通常費用 | 我が家(高3の9月〜) |
| 検定料 | 10,000円(入学時のみ) | 10,000円 |
| 入学金 | 50,000円(入学時のみ) | 0円(転学免除) |
| 授業料 | 260,000円/年 (1単位10,000円。1年間に26単位必要) | 100,000円(10単位分) |
| 施設設備費 | 20,000円/年 | 20,000円 |
| 教育関連費 | 60,000円/年 | 0円(転学免除) |
| スクーリング費 | 65,000円/年 | 65,000円 |
| 交通費 | 実費 | 16,820円(新幹線往復) |
💡 2泊3日のスクーリング体験談
大阪在住のため大阪校を希望していましたが、定員オーバーで締め切られていたため、愛知校に所属することになりました。そのためスクーリングは子どもだけの参加でOKな2泊3日の宿泊形式に。
宿泊費や朝食代、昼食代(QUOカード配布)などを学校が負担してくれたのは、やむを得ない事情への温かい配慮でした。ホテルも手配してくれました。
重要!転学時に絶対に守るべき「在学履歴」
高校卒業には最低74単位が必要です。学校により必要単位はばらつきがあり、全日制では通常80~90単位のところが多いです。息子が転学したこの通信制高校は26単位×3年=78単位が必要でした。
高校卒業には「必要単位の取得」だけでなく、「丸3年間の在学」が必要です。ここが家計以上に大切なポイントです。
- 履歴を途切れさせない:一度「退学」して期間が空いてしまうと、卒業時期が遅れるリスクがあります。必ず「転学(転校)」の手続きを行い、在籍期間が1日も途切れないよう注意しましょう。
FPが考える「転学など不測事態にかかる教育資金」
- 「今」のために使っていい:教育資金は、子どもが「自分に合った教育」を受けるための軍資金です。大学受験だけでなく、今の再スタートに充てることも立派な教育投資です。
- 就学支援金の最新情報をチェック:通信制も「高等学校等就学支援金」の対象です。我が家は対象外でしたが、2027年からは所得制限が撤廃される見通しですので、必ず最新の情報を確認して申請漏れがないようにしましょう。
- 「心の予備費」を持っておく:親が仕事を休んだり、外食が増えたりすることもあります。少し多めに予算を見積もっておくと、心にゆとりが生まれます。
まとめ:家計の「しなり」が未来を守る
家計管理も、私のメンタルと同じで「しなる鉄板」であってほしい。
「こうあるべき」を捨てて、現状に合わせて支出を組み替える。もし一時的に貯蓄ペースが落ちても、それは「お子さんの心と未来」という一番大切な資産を守るための必要経費です。
不登校も転学も、長い人生で見れば一つの通過点。家計を整えながら、しなやかに、お子さんの新しい一歩を一緒に歩んでいきましょう🌸
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カオスでも、コスモスでも・・・今日を頑張るあなたに、お疲れ様を。


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