子どもが不登校になると「この子の将来どうなるの…?」って、不安ばかりがつのります……。
痛いほど分かります。今回は、通信制高校卒業後に働きはじめた我が家の息子に本音を聞いてみました。大多数が選択する「レール」から外れたとしても、自分に合う場所を見つけて自立に向け踏み出すルートもあるということを知って、少しでも心に余裕を作っていただけたらと思います。
高3で不登校・通信制へ。そして「大学へ行かない」という選択
私立高校3年生の時に不登校になり、通信制高校へ転学。そして高校卒業後、大学には進学せず「個人事業主」として働く道を選んだ我が家の息子。
渦中にいた時は、親として「このままじゃ社会に出ていけないのでは……」「大学に進学するのがいいという親の価値観を押し付けるのはよくない」「息子にも将来を考える時間が必要だから決断を待たないと・・・」と胃が痛む日々を過ごしました。
6割以上が進学する「大学全入時代」と言われる今、大多数が選択するレールに乗れない我が子を見て、将来を不安に感じてしまう親御さんの気持ちは本当によく分かります。
ですが、紆余曲折を経て今、我が家の息子はフードデリバリーの仕事で毎日元気に汗を流しています。
【本人に直撃】満員電車も管理も無理!でも「好きなこと」なら力を発揮できる
息子が選んだフードデリバリーの仕事は、自転車でいろいろな街を走り、自分の好きな時間に業務を始めて終えられるスタイル。がんばった件数に応じてボーナスがつき、成果がダイレクトに見えるのも性に合っている様子です。
今回、実際に息子に「今の働き方、どう?」と本音を聞いてみました。
「自分には、毎日満員電車に乗って、決まった時間に出勤して、会社のルールの元で管理されて働くのは無理だったと思う」
親から見ても、まさに「それな!」という感想です(笑)。実際に、私が在宅勤務で一日中座ってパソコンと向き合っている姿をみて「そんな仕事は絶対無理」と言っています💦
息子は好きなことにはとことん没頭できるけれど、興味のないことや苦手なことを後回しにしてしまうタイプ。もし無理やり大学に進学していたとしても、自力で単位や学習ペースを管理して卒業するのは至難の業だったと感じます。
「みんなができる普通の管理」がどうしても苦になってしまう子もいる。それは「ダメなこと」ではなく、単に「向き・不向きの個性の違い」でしかありませんでした。
無理に「一般的なレール」に乗せ続けるストレス
子どものためを思って、だましだまし一般的なレールに何とか乗せ直そうと頑張ってしまうのが親心ですよね。
- 乗せられる本人(子ども): 毎日息苦しくてしんどい
- フォローし続ける親: 脱線しないように必死で、ストレスを感じる
- そして何より: 「苦労して乗せたレールが、その子にとっての正解という保証はどこにもない」
世間が言う「正しいルート」に当てはめようと格闘するのをやめたとき、親も子もようやく「ふぅ〜っ」と肩の力を抜いて呼吸ができるようになりました。
人は「わからない」から不安を感じる。いろんな「着地ポイント」を知れば心は少し軽くなる
今、もしお子さんが不登校で「この子の将来はどうなっちゃうんだろう…」と真っ暗な霧の中にいるなら、私は声を大にして伝えたいです。
人は「この先どうなるか分からない(未知のこと)」に一番強い不安を感じると聞きます。 だからこそ、「高校を卒業して大学へ行き、企業に就職する」という見慣れたルートから外れると、土台が揺らぐような不安を感じると思います。
でもルートは一つではないし、まだ気づいていないだけで世の中にはいろんな「着地ポイント」が存在します。
我が家のように、「高3で不登校・通信制へ転学 ➔ 大学へ進学せず個人事業主(フードデリバリー)として独立への一歩を踏み出す」という道を選び、毎日元気に働いている子もここにいます。「こういう将来の選択肢もあるんだな」と知っていただいて、少しでもみなさんの心が軽くなるお手伝いができればと思います。
無理に元のレールへ引き戻さなくても、子どもは自分の「好き」「これならできる」を手がかりに、自分に合う環境を探しています。 親ができることは自分に合う道を見つけるまで待ってあげることだけ。とはいえ実際にはこれが一番難しいのですが・・・・。
我が家も紆余曲折を経て、なんとかカオスの中に出口を見つけ出しました。いつまでフードデリバリーの仕事を続けられるのかという不安もありますが、結局どの選択肢を選んでも不安を0にすることはできないですよね。
今日も息子は元気に自転車を漕いで食事を運んでいます。みなさんのお子さんも自分に合った将来を見つけられますように。
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カオスでも、コスモスでも・・・今日を頑張るあなたに、お疲れ様を。

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