ニュースで『子育て世帯の8割が共働き』って見るたびに焦ります。私はバリキャリには程遠く、派遣やパートでカツカツだし、正社員を一度辞めちゃったから将来が不安すぎる(涙)
実は「共働き」と言っても夫婦そろって正社員でバリバリ働いている世帯は、共働き全体の3〜4割程度。あとの6割以上は、時短やパート、派遣など、試行錯誤しながら働いているワーママです。私自身「細くても長く続けること」が資産形成につながったと実感しています。
「バリキャリにならなきゃ」の呪縛を捨てましょう
世間の「ワーママ特集」を見ると、なんだかキラキラしたワーキングマザーばかり目につきませんか? 「子育てしながら役職に昇進!」「時短でもフルタイム並みの成果!」なんて記事を読むと、
「それに比べて私は、一度正社員を辞めちゃったし…」 「パートや派遣で低空飛行の自分は、キャリアから脱落したのかな…」
と、モヤモヤしてしまうこと、ありますよね。
でも、実際は、厚生労働省や総務省のデータを紐解くと、子育て世帯の共働きのうち、夫婦ともに正社員の世帯は4割弱ほど。多くのお母さんが、家庭と仕事のバランスに悩みながら、派遣やパート、時短という形で「今できる働き方」を選んでいます。
【体験談】過労死寸前のブラックから、派遣、専業主婦、そして40代で正社員へ
私自身のドタバタな経歴をご紹介します。
| 年齢・時期 | 働き方・ライフイベント |
|---|---|
| 20代(新卒) | 損保業界へ(就職氷河期になんとか一般職で滑り込み)月100時間残業のブラック環境で疲弊 |
| 結婚(20代後半) | 体の限界を感じて退職 ➔ 派遣フルタイムへシフト(正社員退職日の翌日から) |
| 長男出産 | 育休はとりにくく退職 ➔ 専業主婦 |
| 長男3歳(幼稚園入園) | 長男入園と同時に復帰! 派遣パート |
| 長女出産 | 育休はとりにくく退職 ➔ 専業主婦 |
| 長女1歳(保育所入所) | 長女が保育所へ入れたので派遣フルタイムで復帰!(ただし時短) |
| 40代半ば | 長男高1・長女小5のタイミングで、再び正社員(ただし一般職)へ |
まさに「山あり谷あり」の紆余曲折です(笑)。 新卒時の会社は残業だらけで、「これ以上働いたら体がダメになってしまう」と思って結婚を機に退職しました。その後も妊娠・出産・ワンオペ育児の波に飲まれ、専業主婦の時期もあれば、扶養内パートの時期もありました。
そんな私が40代で再び正社員になれたのは、「キラキラしたキャリア開発」をしたからではありません。ただひたすら、「細くてもいいから、できる範囲で仕事を辞めなかった(ブランクを最小限にした)」からなんです。
ちなみに、ねんきん定期便を見ると、専業主婦と派遣パートだった第3号被保険者の期間(夫の扶養内になっている期間)は80か月(6年8か月)です。これは長男妊娠から長女保育所入所までの期間。この期間以外は、第2号被保険者として厚生年金に加入し、扶養の壁を超えて働いています。
資産をつくる方程式はシンプル!「細く長く」が最強な理由
お金の増やし方の基本は、とてもシンプルです。
資産 =(収入 - 支出)+ 運用
資産を増やすために一番手っ取り早いのは、やっぱり「ダブルインカム(世帯収入を2つにする)」を維持すること。支出を減らすこと(=節約)も大切ですが、収入を増やすことにも少し目を向けてください。
たとえ自分の収入がパートや派遣の月数万円〜十数万円だったとしても、「ゼロ(無収入)」と「数万円」の間には、大きな違いがあります。
こちらが我が家の「細く長く働くことを続けた結果」の資産残高の推移です。
やはり正社員になってから残高が伸びています。

1. 「壁」を気にせず働ける時に働いておく
「扶養の壁(103万・106万・130万など)」を気にして働き損を心配する気持ち、すごく分かります。でも、もし自分の体力と環境が許すなら、壁なんて突き破って働けるうちに稼いでおくのが長い目でみるとおすすめです。 ブランクを短くしておくと、いざ「働こう!」と思った時に、次の仕事が見つかりやすいという最大のメリットがあります。
2. 「再就職しやすい業界・職種」を味方につける
一度正社員を辞めても仕事が見つかりやすかったのは、「損保・事務」というわりと需要がある業界・職種で経験を積んでいたからでした。 「一からやり直せるスキル」や「汎用性の高い実務経験」があれば、一度キャリアが途切れても、いつでも現場に戻ってこられます。
3. 生活レベルをむやみに上げない
我が家も、私が派遣からフルタイムや正社員になって収入が増えても、生活レベルは上げませんでした。 支出の優先順位を決め、教育費や日々の生活費が増えても「赤字にならない」ラインを死守する。これさえ意識していれば、細く長く働いた分の収入が、着実に資産として積み上がっていきます。
ワーママの生存戦略:「体力をすり減らさない」が最優先!
最後に、私からワンオペや育児で限界を迎えている皆さんに伝えたいのは「無理してキャリアアップを目指さなくてもいい」ということです。
一番大切なのは、「自分の体力をすり減らさず、メンタルを保てる働き方をする」こと。
- 今は子供が小さくてしんどいから、扶養内パートで乗り切る
- 少し時間に余裕ができたから、派遣フルタイムにしてみる
- 子どもが大きくなったら、40代でも正社員に挑戦してみる
働き方は、人生のフェーズに合わせてグラデーションのように変化させていけばOK。
「正社員じゃないから…」なんて肩身の狭い思いをする必要はまったくありません。「今日も無事に生きて、ちょっとでも家計に貢献した!」家事も育児も頑張る私たちはそれだけで、100点満点どころか200点です。
まとめ:あなたの「細い糸」は、必ず太い絆と資産になる
「キャリア」という大層な言葉じゃなくて大丈夫。 ただ今日を生き抜き、細く、しぶとく仕事を続けてきたその時間は、確実にあなたの「経験」となり、家庭の「資産」として積み上がっています。
何歳からだって、働き方を見直せるし、正社員を目指すことだってできます。 だから今は、周りのバリキャリさんと比べて焦ったりせず、自分のペースで「細く長く」歩んでいきましょう。
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