毎月のように食品や電気代が値上がりしていて、スーパーに行くたびにため息が出ます。子育て中だと食費はなかなか削れないし、どうしたらいいんでしょうか?
ここ数年の物価高は目に見えて家計を圧迫しています。今後、昔のようなデフレに戻る可能性は低く、物価上昇が落ち着いたとしても「一度上がった値段が下がる」ことは原則ありません。だからこそ、今私たちができる最大の防衛策は「食品ロスをゼロにすること」です。今回は、我が家の買い出しの工夫をご紹介します。
「3年で約1割」値上がりした、私たちの暮らしのリアル
「なんとなく高くなった」と感じる物価ですが、総務省が公表している「総合CPI(全国・年平均)」ベースのデータを見ると、その勢いは一目瞭然です。
ここ3年の物価上昇率(前年比)を振り返ると、以下のような状況になっています。
- 2023年: +3.2%
- 2024年: +2.5%
- 2025年: +3.2%
- 👉 3年間の累計:約 +9.2%
家計管理の観点では、「ここ3年で約1割値上がりした」と覚えておくと、私たちの生活実感に一番近くなります。
例えば、2022年に「100円」だったものは、2023年に103.2円、2024年に105.8円、2025年には109.2円へと上がった計算です。
⚠️ あなたの家計にはどれくらい影響が出ている?
これを「毎月の生活費」に置き換えてイメージしてみましょう。
- 【月25万円でやりくりしていた家庭】 → 今は同じ生活を維持するだけで27万5千円必要
- 【月30万円で生活していた家庭】 → 今は同じ生活を維持するだけで32万7千円必要
つまり、月30万円でやりくりしていた家計は3年前より年間約32万円(毎月約2.7万円)も、自動的に家計の負担が増えているのが現実です。 特に値上がりの波が大きかったのは、毎日の生活に欠かせないお米、食料品、電気・ガス代、外食、宿泊料(旅行代)など。これだけピンポイントで直撃されたら、家計が苦しく感じるのも当然ですよね。
家計を圧迫する「エンゲル係数」の正体
こうした物価高の影響で、いま多くの家庭で「エンゲル係数」が過去最高水準にまで高まっています。
エンゲル係数とは? 家計の消費支出総額の中に占める「食費」の割合のことです。一般的に、生活にゆとりがあるほどこの数値は低くなり、物価高などで食費が膨らむほど数値が高くなります。
特に子育て世代は、子どもの成長とともに食べる量が増えるため、食費そのものを真っ先に削るのは不可能です。
けれど、だからこそ一番もったいないのが、「せっかく高いお金を出して買った食材を、結局使い切れずに腐らせて捨ててしまう(食品ロス)」ということ。 この「無駄な廃棄」を徹底的にブロックすることこそが、今一番効果のある食費の引き締めになります。
平日は買い物に行かない!我が家の「週末2回」のまとめ買いスタイル
食品ロスをなくすために、我が家が長年取り入れているのが「週末のまとめ買い」です。
平日は一切スーパーに行きません。その代わり、週末にドカンと「2回」に分けて買い出しに行きます。
- 1回目: 日用品中心の買い出し
- 2回目: 食料品中心の買い出し
食料品を買うときは、ベースとして、ざっくりスーパーのカゴで「1.5〜2個分」が我が家の目安です。
一週間この量でやりくりをしてみて、もし食材が余ってしまったら「翌週は買う量を少し減らす」。逆に足りなくなったら「翌週は少し増やす」。これを繰り返すことで、我が家の「適正量」がつかめるようになります。
ちなみに、子どもが高校生でお弁当が毎日必要だった時期は、それはもう大量の食材が必要でした。ですが、高校を卒業してからは外食で済ませてくる日も増えたため、最近は買う量も少しずつ減ってきています。家族のライフステージに合わせて、買う全体の量をアップデートしていくのがカオスにならないポイントです。
まとめ買いのメリットと「冷蔵庫空っぽチャレンジ」
週末にまとめて買う最大のメリットは、「一週間で消費すべき全体量がひと目で把握できること」です。
平日にちょこちょこ買い足していると、冷蔵庫の奥で何が眠っているか分からなくなりがちですが、まとめ買いならその心配がありません。
そして、週末の買い出しに行く前には、ぜひ「冷蔵庫やりくりチャレンジ」をしてみてください。
我が家では、次の買い出しに行く直前には、冷蔵庫がほぼ「空っぽ」の状態になります。 「今ある残り物だけで、何とか今日の夕飯を作ってみせるぞ!」と、ゲーム感覚で楽しんでみるのです。
一週間で綺麗に食材を食べきって、スッキリ空になった冷蔵庫を見たときの爽快感は格別ですし、何より「1円も無駄にせず使い切った!」という達成感がお財布を強固に守ってくれます。
まとめ:無理な節約ではなく、買ったものを「使い切る」
物価の上昇を個人の力で止めることはできません。 3年で1割も上がった世界を生き抜くために、食べる量を無理に減らす必要はありません。
大切なのは、「お金を出して我が家に迎え入れた食材たちを、1つも無駄にせず食べきる」という意識です。
まずは今週末、買い出しに行く前に冷蔵庫の中身を覗いて、小さな「やりくりゲーム」から始めてみませんか?物価高という大きな波の中ですが、日々の小さな工夫をゲームのように楽しみながら、一緒にこの物価上昇の時代を賢く乗り切っていきましょう🌸
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