マンションを買いたいけれど、駅に近くて南向きがよくて…と希望の条件を詰め込むとすぐに予算オーバーになってしまいます。
人気の条件をすべて満たそうとすると、価格は青天井になってしまいます。
けれども「みんなが良いと言う条件」をあえて手放す(引き算する)ことで、賢く価格を抑えることができます。
今回は、マンションの価格を大きく左右する「10の条件」を厳選し、我が家が「譲れなかったポイント」と「あえて妥協して価格を抑えたポイント」をリアルな体験談とともにお届けします!
マンションの価格を左右する10の条件&我が家のリアルな選択
マンションの条件は、大きく分けると「立地・環境」「建物・部屋」「規模・管理」の3つに分類できます。我が家が3年かけて厳選した10個の条件と、それぞれの「引き算の基準」がこちらです。
📊 我が家のこだわり度一覧表
| 分類 | 条件項目 | 我が家のスタンス |
| ① 立地・周辺環境 | 1. 駅からの徒歩分数 | △ あえてこだわらない |
| 2. 利用できる路線・駅の力 | △ 40〜50分の通勤圏ならOK | |
| 3. 周辺環境(学区の充実度) | 〇 絶対に譲らない! | |
| 4. 災害リスク(ハザード) | 〇 絶対に譲らない! | |
| 5. 街の将来性(再開発) | △ 予定なしを確認して価格抑制 | |
| ② 建物・部屋の条件 | 6. 専有面積と間取り | △ 売りやすい一般的な3LDK |
| 7. 所在階と部屋の位置 | 〇 間取りより位置にこだわった | |
| 8. 住戸の向き(採光) | △ あえて「西向き」を選択 | |
| 9. 角部屋か中部屋か | △ 快適な「中部屋」で十分 | |
| ③ 規模・管理 | 10. マンションの総戸数 | △ 修繕リスクの低い中規模 |
🏗️ 1. 立地・周辺環境(価格への影響:大)
① 駅からの徒歩分数 ⇒【あえてこだわらない】
駅徒歩5分以内はブランド価値が高く高額ですが、徒歩15分を超えると価格が下がります。我が家は「駅から徒歩1キロ圏内(バス利用が必要な場所はNG)」という基準にし、駅チカへのこだわりを捨てることで大きなコストダウンに成功しました。
② 利用できる路線・駅の力 ⇒【通勤40〜50分圏内ならこだわらない】
特急・急行の停車駅や主要路線の沿線は価格が高騰します。我が家は駅の力自体にはこだわらず、「大人の通勤時間が40〜50分で収まること」をクリア条件としました。
③ 周辺環境(特に学区) ⇒【絶対に譲らない!】
大人の利便性よりも「子どもの住環境」を最優先にしました。具体的には、公立の小中学校がしっかり機能していて、公立高校への進学を十分狙える地域であることです。ほとんどが私立中学校へ進学するようなエリアは避け、実際にその地域に住んでいる友人にリアルな評判をリサーチして決めました。
④ 災害リスク(ハザードマップ) ⇒【絶対に譲らない!】
近年、物件選びで最も重視されているポイントです。川の近くの低地や浸水リスクがあるエリアは価格が抑えめになりますが、家族の安全には代えられません。ハザードマップを徹底的に確認し、リスクの低い土地を選びました。
⑤ 街の将来性(再開発の有無) ⇒【再開発「なし」で価格を抑える】
新駅開業や駅前再開発の予定があるエリアは、将来の値上がりを見越して価格が高く設定されます。我が家はあえて「再開発の予定がないこと」を確認し、価格が落ち着いているエリアを狙いました。
🪟 2. 建物・部屋の条件(仕様と部屋の条件)
⑥ 専有面積と間取り ⇒【それほどこだわらない】
面積が広いほど総額は上がります。我が家は、将来の売却(買い手のつきやすさ)も考慮して、最も需要が高く手放しやすい「一般的な3LDKの間取り」に絞り、無駄に広さを求めませんでした。
⑦ 所在階と部屋の位置 ⇒【間取り以上にこだわった!】
一般的に「1階上がるごとに価格が高くなる」と言われますが、我が家がこだわったのは階数よりも「マンションのどの位置にある部屋か」です。例えば、エレベーターのすぐ横など「人の通りが多い場所」はプライバシー面から避けました。間取りは後からリフォームで変更できますが、部屋の位置だけは絶対に後から変えられないからです。
⑧ 住戸の向き(採光) ⇒【こだわらずにあえて「西向き」へ】
日本では「南向き」が最も高く設定されます。しかし、人気の南向きは「逆側の個室が北向きになり、全く日が当たらない」というデメリットもあります。我が家があえて選んだのは「西向き」。夏の夕方はリビングが暑くなりますが、遮光カーテンで十分乗り切れます。何より、リビングと反対側の個室が「東向き」になるため、朝型の子どもたちの部屋に心地よい朝日が差し込むという大きなメリットが生まれました。
⑨ 角部屋か中部屋か ⇒【中部屋で十分!】
窓が多く開放的な「角部屋」は価格が1〜2割高くなりますが、外気の影響を受けやすい(夏暑く、冬寒い)というデメリットも。我が家は上下左右の部屋に挟まれた「中部屋」を選びました。結果として、冬は暖かく、夏も最上階に比べて涼しいため、光熱費も抑えられて大正解でした。
👥 3. 規模・管理・その他の条件
⑩ マンションの総戸数 ⇒【大規模でなくてよい】
100戸を超える大規模・タワーマンションは共用施設が充実して付加価値がつきますが、将来的に空き部屋が多くなると管理費や修繕積立金の運用が難しくなるリスクがあります。我が家はあえて「それほど大きくない規模」を選び、将来の管理リスクを減らしました。
💡 まとめ:我が家が学んだ「後悔しない引き算の基準」
3年間マンションの相場を見続けて分かったのは、「大人の利便性や人気の条件(駅チカ・南向き・角部屋・再開発エリア)」を少しずつ引き算するだけで、物件価格は劇的に抑えられるということです。
その代わり、我が家は以下の3点に予算とこだわりを集中させました。
- 子どものための良好な学区(友人のリアルな口コミ重視)
- 家族の安全を守る災害リスクの低さ(ハザードマップの徹底確認)
- 後から変更できない部屋の位置と眺望(洗濯物や布団がしっかり干せること)
何を譲って、何を絶対に譲らないか。この「引き算の基準」を家族で明確にすることが、予算内で最高のマイホームに出会うための打出の小槌になります。
あなたの家づくりにとって、「本当に譲れない条件」は何ですか?ぜひ一度、書き出してみてくださいね!
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