大学受験って、結局トータルでいくらかかるの?併願しすぎると大変なことになるって聞くけど……。
わが家が実際に支払った「大学受験に関わる費用」の明細を公開します。結論から言うと、戦略なしに「課金」を続けると、驚くような金額になります。予算管理の大切さを痛感しました。
【実録】大学受験で支払った費用明細
私立大学の文系学部を第一志望とし、共通テスト利用方式も含めて最大限のチャンスを求めたわが家の支出記録です。
1. 検定料(受験料)
- 共通テスト:18,488円(9/21支払) (3教科以上受験+手数料)
- 第一志望大学(公募推薦):65,400円(11/5支払) (1学科2日分)
- 第一志望大学(一般前期):192,000円(1/12支払) ※ここが最大のポイント。実際に試験会場へ行ったのは2日間ですが、その2日間の成績を使って複数の学科や方式(スタンダード、学部内併願、共通テスト併用)に同時出願したため、これだけの金額になりました。
試験日2日間で20個もの受験番号が割り当てられ、20回合否判定されました。 - 第二志望大学:36,760円(1/18支払) (1学科1日分)
2. 模試・教材・諸費用
- 模試代:22,700円(9月申込) ※通信制高校のため、学校経由ではなくすべて個人で3回分を申し込みました。
- 参考書・赤本代:4,642円
- 調査書発行手数料:3,000円 ※高校に依頼する成績証明書。1通1,000円程度かかります。
- 調査書を大学へ提出する郵便代:出願はネットでできますが、調査書・推薦書は郵送が必要です。ほとんどの大学で「速達」「簡易書留」での発送を指定されているので1大学あたり790円かかります(2026年1月時点:定形外封筒140円+速達300円+簡易書留350円)
- 交通費・昼食代:模試や入試を受けに行く交通費や昼食代なども、思いのほか家計の負担になります
「併願課金」で受験料が膨らむ仕組み
今回の受験で最も痛感したのは、「受験料は際限なく増えてしまう」ということです。
受験料が膨らむ原因となるのが、いわゆる「併願課金」です。
私立大学の一般入試では、試験日が1日でも、出願方式を組み合わせることで合否判定の機会を増やすことができます。例えば、「通常出願32,000円」に「7,000円プラス(課金)」すれば、最高得点科目の点数を2倍に換算し、他の科目との総合計点で合否を判定するという方式があります。得意科目がある受験生にとって非常に有利な方式で、1科目でも抜きん出た得点があれば逆転合格を狙うことも可能になります。
わが家は「第一志望の大学では少しでも合格の可能性を広げたい」という思いから、試験日2日間に19万円超を投入しました。これは家計にとって大きな支出です。
もし合格した場合には、ここにさらに「入学金(約20万〜30万円)」の支払いが加わります。滑り止めの大学に先に合格した場合、本命の結果が出るまでに入学金を納める必要があると、さらに予備費が必要です。(そしてその支払期限はタイトです)
FPママからのアドバイス:受験料の「予算」を決めよう
家計管理の面からお伝えしたいのは、「出願前にざっくりでも予算の上限を決めること」です。無事に大学に合格した後には、授業料の支払いが待っています。
- 「とりあえず出願」は危険: 判定機会を増やすのは有効ですが、その分コストも跳ね上がります。
- 予備費の確保: 入学辞退しても戻ってこない「入学金」の準備も確保しましょう。
- 諸費用の確保:受験にかかる交通費などの諸費用も忘れずに。特に遠方の大学を考えている方は要注意。
- スケジュールの棚卸し: どのタイミングでいくら必要なのか、カレンダーに書き出しましょう。合否判定日から入学金の振り込み締切日までが1週間程度とタイトな場合があります。
⇒NotebookLMなどのAIに希望大学の受験要綱を読み込ませてスケジューリングするとかなりの時短になります
わが家が設定した、受験料の予算は30万円、上限は40万円です。結果的にどの大学にもご縁がありませんでしたが、第一志望の大学に予算を集中させる「メリハリのある支出」ができたことで、親子ともに納得のいく受験期を過ごすことができました。
みなさんの家計と心に少しでも余裕が生まれますように、参考となれば幸いです🌸
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