【FP解説】大学費用は「細く長く働く」で作る!月5万のパートでも積み上げれば山となる。

お金のカオス

カオスさん

高校生以上のお子さんを持つ方はみんな「大学進学って本当にお金かかるよ」って口をそろえて言うから焦ってしまう……。今からでも間に合うかな?

コスモスさん

大丈夫、気づいた時がスタートラインです!短期間で一気に貯めるのは大変ですが、これからは「細く長く働く」と「国の制度」をフル活用して、賢く積み上げていきましょう。


大学費用のカウントダウンは、もう始まっている

わが家の長男も高校3年生。受験料、入学金、前期の授業料……。大学の学校案内を読んだり説明会に参加すると、想像以上にお金が羽をつけて飛んでいく現実に驚きます。

子どもが生まれてから大学受験までの18年間、みなさんは今どの位置ですか? これまで思うように貯蓄ができなかった方も、諦める必要はありません。大切なのは「今日からどう動くか」です。

まずは「国の最強の仕送り」を確保する

教育資金の土台となるのが「児童手当」です。2024年10月の制度改正により、所得制限が撤廃され、支給期間も高校卒業まで延長されました。

【児童手当の総額シミュレーション(第1子・第2子の場合)】

  • 0歳〜3歳未満:月15,000円(計54万円)
  • 3歳〜高校生:月10,000円(計180万円)
  • 合計受給額:約234万円

これで、国立大学の約4年分の授業料(約214万円)をほぼカバーできる計算です。 「児童手当だけは、最初からなかったものとして別口座へ」。これが鉄則です。
ただ私立大学だとさらにプラス200万円が必要、子どもがもう小学生で貯金できる期間もあと10年しかない、となると心もとないですよね。
そうなると少しでも収入を増やす方法を考えることになります。

「月5万円」のパートが、1,000万円超の資産に変わる

家計の基本は 「①収入 - ②支出 = ③貯蓄」 です。 多くの人が「②支出を削る(節約)」ことは意識されていると思いますが、「①収入を増やす」ことにも目を向けてください

いきなりバリバリ正社員を目指さなくてもいい。大切なのは「細く長く、仕事を続けること」です。週3日午前中だけの勤務で月5万円、それをすべて貯蓄に回した場合を考えてみましょう。

【パート収入(月5万円)の積み上げ】

  • 1年:60万円
  • 10年:600万円
  • 18年:1,080万円

もし、この月5万円をNISAなどで資産運用しながら積み立てたら、10年後、20年後にはさらに大きな金額になっている可能性があります。月5万円という「少しの頑張り」が、子どもの選択肢を広げる1,000万円以上の軍資金になるのです。

仕事を「続ける」という戦略

人生には、転勤、介護、体調不良など、仕事を続けることが難しくなる時が何度も訪れます。でも、なるべく「ゼロ」にしないことが大切です。

  • 時短勤務を工夫して続ける
  • パートの日数を少しだけ調整する
  • 扶養内でいいからキャリアを途絶えさせない

「細く長く」しなりながら続けることで、家計の「稼ぐ力」を維持する。これが、18年という長期戦を勝ち抜くための、FPが教える最大の防衛術です。


まとめ:教育費は「時間」を味方につけた人が勝つ

カオスさんとコスモスさん

月5万円でも、18年続ければ1,000万円超え……!実際には子どもが0歳のときからパートを始めるのは難しいけど、児童手当と合わせれば私立大学も視野に入るね。今日から「細く長く」を目標に頑張ろう!

今日が、あなたの家計にとって「一番長く時間を味方につけられる日」です。

教育費という高い山も、一気に登ろうとすれば息切れしますが、時間をかけてゆっくり歩めば、必ず頂上にたどり着けます。

今の働き方を、ほんの少しだけ「未来への仕送り」だと捉え直して、しなやかに、細く長く、積み上げていきましょう🌸


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カオスさんとコスモスさん

カオスでも、コスモスでも・・・今日を頑張るあなたに、お疲れ様を。

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