周りで中学受験をする人は、塾代がかかって大変そう。それに比べたら、うちは公立中学に進学だから、入学費用はそんなにかからないよね?
確かに私立中学に比べれば抑えられますが、公立中学でも入学時の初期費用はバカになりません。我が家も長女が公立中学に入学した2025年は、長男の大学受験も重なり『年間支出ワースト3位』になるほど出費が重なりました。今回は、公立中学の入学時に支払ったリアルな費用を公開します!
想像以上の出費の罠!公立中学入学でかかった総額を大公開
我が家の20年間の家計簿データから「年間支出が多かったワースト3位」にランクインした2025年度。 この年は、長男の「大学受験」という超大型イベントと同時に、長女の「公立中学校への入学」が重なった、我が家の家計にとって非常に激動の1年でした。
「長男の大学受験費用はしっかり準備していたけれど、長女は公立中学だし、そこまで大きな出費にはならないだろう……」 そんな風に深く考えていなかった私ですが、いざ蓋を開けてみると「公立とはいえ、中学校の初期費用はバカにならない!」という現実に直面しました。
今回は、我が家が長女の公立中学入学で実際に支払ったリアルな金額の合計と、5年前(長男の時)とはガラリと変わっていた制服事情、そして今まさに過渡期を迎えている部活の費用について詳しく公開します。
◆我が家の家計簿20年分のデータから、支出が多かった年ワースト5とその原因を解説しています
⇒【家計簿20年】4人家族の支出が増えた時期はいつ?マンション一括・一時払保険・高校受験「食費月10万・子ども費200万」のリアル
【総額発表】公立中学の入学にかかったリアルな初期費用
まずは、最低限必要となった「学校生活の準備」にかかった費用を計算してみました。
1. 制服・学校指定アイテム:64,428円
- 標準服一式: 31,030円 (制服ジャケット、制服スカート、長袖シャツ2枚、半袖ポロシャツ2枚)
- 学校指定のジャージ・体操服: 27,400円 (ジャージ上下2組、体操服上下2組)
- 学校指定の靴類: 5,998円 (上靴、体育館シューズ)
2. 通学用アイテム(指定なし):10,980円
学校指定ではありませんが、毎日の通学用に新調したものです。
- 通学靴: 2,980円
- リュック: 8,000円
3. 部活動(バドミントン部)の初期費用:31,700円
- ラケット&シューズ: 21,000円
- おそろいのTシャツ: 2,000円
- 試合用ユニフォーム: 8,700円
💡 ここまでの合計:107,108円
まずは、目に見える大きな準備だけで10万円超の出費となりました。公立中学とはいえ、一括で出ていくお金としてはなかなかの破壊力です。
長男の時から5年で激変!「ジェンダーレス標準服」の選び方の罠
今回の入学で一番驚いたのが、制服(標準服)の多様化です。 5年前、詰襟の学ランだった長男の時から時代は大きく変わり、ジェンダーの面から「男女とも上着はジャケット(左右どちらも左前)、下はズボンでもスカートでも自由」という標準服が導入されていました。
普段は私服通学もOK(ただし皆ジャージや体操服で登校)で、標準服を着るのは始業式や終業式、テスト期間などのイベント時のみというルールです。
【失敗談】お知らせが遅い!小学校の卒業式服で十分だった…
このあたりは学校によって「完全私服」「完全制服」など異なると思いますが、我が家の通う中学からは入学の3〜4か月前くらいにしか詳しいお知らせがありませんでした。
情報がないため、とりあえず見本通りに新品の標準服ジャケットなどを購入したのですが……いざ入学式に行ってみてびっくり! 周りの新入生は、お下がりの学ランやセーラー服、あるいは「小学校の卒業式で着たジャケット+スカート」という子がとても多かったのです。
「これなら、わざわざ中学校用に新品を買わなくても、小学校の卒業式用に買ったジャケット、スカート、シャツ、リボンのセットで十分使い回せたな……」と少し後悔しました。これから入学を迎える方は、ぜひ先輩ママさん等からの「周りは入学準備をどうしているか」の情報収集を徹底することをおすすめします!
【過渡期のリアル】部活動の「地域移行」でこれから負担は増える?
中学校といえば部活動ですが、今まさに全国で「部活の地域移行」が進んでいます。 実は長女の学年は、学校の敷地内で先生や生徒たちだけで活動できる「最後の学年」と言われています。
長女が卒業した後は完全地域移行となり、市が主催して他の中学や地域の体育館に集まって部活を行う形になるそうです。そうなると、まるで民間の習い事のように「月謝」がかかるようになるとのこと。
現在は、部活に入っている人だけ「部活日」として月500円の負担で済んでいますが、これからは部活にかかる金額的な負担が全国的に増えていく過渡期にあるのだと実感しました。
さらに追い打ち!「計算に入れていなかった」細かな雑費の山
10万円を超える初期費用をご紹介しましたが、実は中学校生活のスタートにかかるお金はこれだけではありません。
- 毎日の筆記用具、靴下などの下着類
- 冬用の通学用コート(学校指定なし)
- 給食当番用のエプロン、水泳セット
- 音楽の授業で使う「アルトリコーダー」
- そして、入学を機に「スマホデビュー」
- 自転車も大人サイズに新調
こうした細かな雑費や通信費の底上げが、まるでジャブのように家計に効いてきました。
大学受験を控えた長男のお金(受験料や遠征費、入学金など)には目がいきがちでしたが、「公立だから」とノーマークだった長女の中学入学費用の重なりが、2025年の支出をワースト3位に押し上げた真の要因でした。
子育て期のライフプランを立てる際は、ぜひ「公立中学でも、10万〜15万円は一瞬で吹き飛ぶ雑費がある」ということを頭の片隅に置いて準備してみてくださいね。
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